【五郎丸初先発でフル出場!】スタッド・フランセを下しトゥーロン勝利に貢献

(写真は昨年のラグビーワールドカップ時のものです)

 

フランスリーグTOP14・RCトゥーロン所属のFB五郎丸歩選手が日本人BKとして初出場(日本人FW初は斉藤祐也さん)してから1週間、日本時間14日(月)未明キックオフとなったスタッド・フランス戦で15番を付けて記念すべき初先発を果たしました。

 

五郎丸選手はキックオフからフルタイムまで80分間フル出場。プレースキックは蹴らなかったものの随所でタッチキックやパワフルなランを披露。前半23分にはトライの起点となるゲインを見せました。結局4トライを奪ったトゥーロンがホームでスタンド・フランセを31ー12で破り、五郎丸選手も勝利に貢献。リザーブで初出場した前節のリヨン戦でもそうでしたが、フィジカル面もフィットネス面もTOP14のレベルに十分フィットしており、コンディションはかなりよさそうな印象です。

 

前半14分、五郎丸選手は相手のハイパント処理時にスタッド・フランセCTBジョナタン・ダンティ選手の空中タックルを受けて肩から地面に落下。治って間もない右肩を痛めヒヤリとしましたがプレーを続行しました。次節以降も出番は十分ありそうです。

 

五郎丸選手は今回の日本代表の欧州遠征には合流しませんが、かわりに開催中のTOP14で出場機会を増やし、各国代表が戻ってきてもポジションを確保してほしいものです。

 

そしてトゥーロンのチーム事情が許せばですが、26日(土)フランスのヴァンヌで行われる日本代表vsフィジー代表戦を観戦し、日本代表を応援してほしい…などと勝手ながら個人的に考えています。

 

<文・写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)>

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