【寄稿】真壁伸弥の「ラ業両立」に見る日本ラグビーの美点と問題

サンウルブズがブルズに勝利した4月8日とその翌日、GetNavi web(学研の情報誌『GetNavi』のWEB版でオリジナル情報も満載)に寄稿した真壁伸弥選手(サントリーサンゴリアスおよびサンウルブズ所属)の記事が前編後編に分けて公開されました。

 

2015年9月20日のラグビーワールドカップ南アフリカ戦、最後の逆転勝利につながるスクラムを組んだ一員です。中央がLO真壁伸弥選手。

2015年9月20日のラグビーワールドカップ南アフリカ戦、最後の逆転勝利につながるスクラムを組んだ一員です。写真中央がLO真壁伸弥選手。

 

おかげさまで前編はアクセスランキング首位を獲得。後編と合わせて約1,900いいね!(4月13日現在)をいただくほどの人気記事となりました。ありがとうございます。

 

詳しい内容はぜひGetNavi webでお読みいただきたいのですが、簡単に説明すると真壁選手がサントリーで社業とラグビーを両立している様子(社内では「ラ業両立」と呼ばれています)と思い、またプロ選手が増える中それを続ける理由について真壁選手にお話いただきました。そこには企業ラグビーのあり方として理想形とも言えそうな仕事とラグビーの相互作用、好循環がたしかにあることがわかります。それを実現している真壁選手自身、そしてその周りの社員、関係者のみなさんのお力があって成り立っているということがよくわかりました。

 

同時に、真壁選手が感じているのが日本ラグビーへの危機感です。世界のラグビーがプロという次のステージに行っている中、日本ではまだまだ多くの選手が社員選手として、つまりアマチュアとしてラグビーをしています。プロとして100%の時間をラグビーに注がなければ日本ラグビーの未来は…。そんな提言のような真壁選手の本音をそのままお届けしています。

 

その真壁選手を含むサンウルブズのFW陣が、ニュージーランド遠征中の動画で話題になりました。移動中に出くわした、スリップして道をふさいでいた車(ホンダ車)を力を合わせて路肩に寄せて、二次事故の危険を除去するとともに渋滞を解消させてのだそうです。NHKの夜7時のニュースでも取り上げられたといいます。

 


※20秒ごろから車を動かす方向を指示しているのが真壁選手(動画/ジャパンエスアール)。

 

ニュージーランドでも規格外(?)の活躍を見せた真壁選手が、14日(金)のクルセイダーズ戦でリザーブ入りしました! 1月29日の日本選手権決勝以来となる実戦復帰を果たすことになりそうです。

 

【4月14日(金)スーパーラグビー2017第8節

 クルセイダーズ戦・サンウルブズ登録メンバー】

  1 稲垣啓太(パナソニック ワイルドナイツ)

  2 木津武士(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)

  3 浅原拓真(東芝ブレイブルーパス)

  4 リアキ・モリ

  5 サム・ワイクス

  6 エドワード・カーク ◎キャプテン

  7 布巻峻介(パナソニック ワイルドナイツ)

  8 ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ

  (NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス)

  9 田中史朗(パナソニック ワイルドナイツ)

10 田村優(キヤノンイーグルス)

11 後藤輝也(NECグリーンロケッツ)

12 デレック・カーペンター(サントリーサンゴリアス)

13 ティモシー・ラファエレ

  (コカ・コーラレッドスパークス)

14 中鶴隆彰(サントリーサンゴリアス)

15 松島幸太朗(サントリーサンゴリアス)

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16 庭井祐輔(キヤノンイーグルス)

17 山本幸輝(ヤマハ発動機ジュビロ)

18 伊藤平一郎(ヤマハ発動機ジュビロ)

19 真壁伸弥(サントリーサンゴリアス)

20 三村勇飛丸(ヤマハ発動機ジュビロ)

21 矢富勇毅(ヤマハ発動機ジュビロ)

22 ウィリアム・トゥポウ

 (コカ・コーラレッドスパークス)

23 ジェイミー-ジェリー・タウランギ

 (宗像サニックスブルース)

 

相手は今季6戦全勝中、ニュージーランドの中でも名門中の名門です。FBイズラエル・ダグ選手の欠場を除けばほぼベストメンバーと言える布陣で、サンウルブズをホームのクライストチャーチに迎えます。復帰戦となる真壁選手はもちろん、この試合がスーパーラグビーデビューとなるWTB後藤輝也選手(セブンズ男子日本代表リオ五輪メンバー)、前節ブルズ戦で勝利に貢献したメンバー、そしてその試合を負傷のため欠場したキャプテンのFLエドワード・カーク選手らの活躍が楽しみです。

 

<文・写真撮影/齋藤龍太郎(楕円銀河)>

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